知っているけど、読んだ事がない名作。
結構あるんですよね。
私も何となく内容は知っているけれど、読んだことがなかった。という名作がたくさんあります。
また学生の頃読んだ感想と大人になった今読む名作は感じ方がかなり変わると思います。
そんな名作のあらすじをご紹介します。
あらすじを読んでみて興味があれば実際に本をとり、大人になった今どう感じるか読んでみてくださいね。
フランス文学
レ・ミゼラブル:ヴィクトル・ユゴー
19世紀フランス。
家族を養うため、たった1つのパンを盗んだ罪で19年間投獄されたジャンバルジャン。
仮出獄した彼は、心を入替えようとするも…
生きること、愛することとは?
悲惨な状況の中でも必死に強く生きる人々の姿が描かれています。
女の一生:モッパーサン
ボヴァリー婦人:フローベール
田舎の平凡な生活に飽きた若い主人公エマ。
自由で煌びやかな世界に憧れやがて落ちぶれていってしまう…
世の中は自分の思うようにはいかないものです。
フィガロの結婚:ボーマルシェ
狭き門:アンドレ・ジッド
父を早くに失ったジェロームは、少年時代の夏を叔父のもとで暮らすようになります。
そこで知り合った従妹のアリサと出合い、恋をします。
そしてアリサもまたジェロームを想うのですが…
愛とは?愛するとは?
幸福を求めすぎた2人の行く末は?
カルメン:メリメ
1820年スペイン。
タバコ工場で働くジプシーのカルメンと、竜騎兵ドン・ホセとの運命的な恋物語。
ドン・ホセは、美しいカルメンの挑発に惑わされ…
うーん、どの時代も女は怖すぎる。
ペスト:カミュ
フランスの植民地アルジェリアのオラン市をペストが襲う。
孤立状態となった中で、必死に戦う市民たち。
人は絶望の状態に陥った時どう感じどう生きるのか。
ゴリオ爺さん:バルザック
自身が働いて築いてきた全財産を甘やかして育った2人の娘に吸い取られ、最後に彼の元に残ったのは何だったのでしょうか?
赤と黒:スタンダール
主人公のジュリアンは貧しい青年ですが、その才智と美貌で社会の頂点を目指していきます。
エネルギーに満ちあふれたジュリアンですが…
あらすじで読む世界の名作【フランス文学9選】のまとめ
今回はフランス文学をご紹介しました。
名作を読むということは、その作品の作られた時代背景を知ることが出来、作者やその国や時代の価値観を知る事が出来るということです。
そして何よりも大切なのが、その作品を読んだ人が「人生経験を積むことが出来る」という事だと思います。
大人になった今、自分の人生を生き「もっと早くに知っておけば良かった」という本がたくさんあります。それでも「今」だからその作品の意味が分かる本もあります。
あらすじだけでは、到底計り知れない名作ですが、あらすじをきっかけに、読んでみたいと思える名作と出会えたら嬉しいです。