人を見抜く事はけっして簡単ではありません。
けれども世の中には人を見抜く事が職業上欠かせないプロたちがいます。
そんな彼等は、いったい何どうやって人を見抜いているのでしょうか。
「人間関係が上手くいく名言集」と「人を見抜くための心得」をご紹介します。
人を見抜くための名言集
人間をよく理解する方法はたった1つしかない。
それは、彼らを判断するのにけっして急がないことだ
サント・ブーヴ(文芸批評家/フランス)
自分の欠点を直視し、認めることが大切だ。
ただし欠点にふりまわされてはいけない。
忍耐力、優しさ、人を見抜く目を欠点から学ぶべきである
女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で彼女を誉めてみることだ
ベンジャミン・フランクリン(政治家・気象学者/アメリカ)
困難な情勢になってはじめて、誰が敵か、誰が見方顔をしていたか、そして誰が本当の見方だったかわかるのだ
小林多喜二(小説家/日本)
友人らしく見える人々は、おおかた友人にあらず、かく見えぬ人がおおむね友人なり
その人が好きか嫌いかを知るのに、一緒に旅をするよりも確実な方法はない
人に対して感じるあらゆるいらだちや不快感は、自分自身を理解するのに役立つことがある
信念のない人は、自分が知らないことを見てきたように話し、ことのほか強情である。これを、我が強くて剛強武勇な人に見損なってはならない
諸君が自分自身に対して関心を持つのと同じように、他人が諸君に関心を持っているとは期待するな
人は軽蔑されたと感じた時に最もよく怒る。
だから自身のある者はあまり怒らない
三木清(哲学者/日本)『人生論ノート』より
あなたは自分を「どんなことができるか」で判断する。
しかし、他人はあなたを「実際に何をした人か」で判断するのだ
レフ・トルストイ(小説家・思想家/ロシア)
他人を傷つけながら報復に反対し、心の広さを主張する者、こんな人間には決して近づいてはならぬ
魯迅(小説家・思想家/中国)
時は苦しみや争いを癒す。
なぜなら、人は変わるからだ。
人はもはや同一人ではないのである
フレーズ・パスカル(哲学者・数学者/フランス)
人間は1人1人を見ると、みんな履行で分別ありげだが、集団をなせば、たちまちバカになる
フリードリヒ・シラー(詩人・歴史家/ドイツ)
しばらく2人で黙っているといい。
その沈黙に耐えられる関係かどうか
セーレン・キルケゴール(哲学者/デンマーク)
ある人間を判断するには、その人の言葉によるよりは、むしろ行動によった方がいい。
行動はよくないが、言葉だけ立派な人間が多いからだ
マッティアス・クラウディウス(詩人/ドイツ)
女の性格がわかるのは恋が始まる時ではない。
恋が終わる時だ
ローザ・ルクセンブルク(哲学者・革命家/ポーランド)
他人の悪を能く見るものは、己が悪これを見ず
あの人は良い人だとか、この人は悪い人だとか、そんな風に区別するなんて馬鹿げた話だ。人間は魅力があるか、さもなければ退屈か、そのどちらでしかない
見えない所で、私のことをよくいっている人は、私の友人である
トーマス・フラー(神学者/イギリス)
嘘をついていると思ったら、信じたふりをすればいい。相手は大胆になり、さらにひどい嘘をついて正体を暴露するはずだ
アルトゥール・ショーペンハウアー(哲学者/ドイツ)
疑って安全を保つより、信じて裏切られる方がよい
隆慶一郎(小説家/日本)
私の会う人はすべて、必ず何かの点で私よりまさっている。私は常にその点をその人達から学ぶことにしている
ラルフ・ワルド・エマーソン(思想家・哲学者/アメリカ)
人間は、人間である。位や肩書や、富など見せかけだけの飾りではないか。
誠実な人間こそが、人間の王者なのだ
世の中には善人とか悪人とかがあるわけではおそらくあるまい。ただ場合によって善人になったり、悪人になったりするだけである
アンリ・ド・レニエ(詩人・小説家/フランス)
こちらが悪ければ、悪い人間が寄ってくる。
こちらが信用することによって、信用される人間が生まれる
本田宗一郎(実業家/日本)
誰か人を批判したい気持ちが起きた場合には、世の中の人が見な自分と同じように恵まれているわけではないということを、ちょっと思い出すべきだ
F・スコット・フィッツジェラルド(小説家/アメリカ)
もし我々にまったく欠点がなければ、他人のあら探しをこれほど楽しむはずはあるまい
ラ・ロシェフコー(文学者・貴族/フランス)
文句ばかりいう相手、世間のあら探しが好きな相手と一緒にいるよりも、幸福そうな人、人生を楽しむことに関心を抱いている人に囲まれている様にしなさい
ウェイン・W・ダイアー(心理学者/アメリカ)
羽振りのいいときには、友達だっていってくる人間が何百人もいる
フランク・アバグネイル(元天才詐欺師/アメリカ)
人を見抜く心得
- 第一印象に騙されない
- 成功する人は、不平や不満を口にしない
- 真の酒落者は、自分の見せ方を知っている
- ケチだ細かい夫は妻に捨てられる可能性高い
- 人望のある人は地位は高くても腰が低い
- 自分を客観視できる能力が大切
- 向上心を持っている人は成功する
- 先入観をもたない
- 無意識のしぐやや動作は本音の宝庫
第一印象に騙されない
第一印象では、好みで人を判断してしまいます。
自分の好みだと、自分が思い描く人物と照らし合わせてしまいがちなので、気をつけましょう。
成功する人は、不平や不満を口にしない
生きていると誰でも、文句の一つも言いたくなるのが普通です。
成功する人の共通点は、不平や不満を言わないこと。
人望のある人は地位は高くても腰が低い
人望のある人は、どんなに地位が高い人や家柄がよくても誰もが相手と同じ目線で話せるんですよね。こういう方は話題も豊富で話していても楽しいんですよね。
ケチで細かい夫は妻に捨てられる可能性高い
妻に捨てられる男に共通する事は、ケチで細かい人なんだそうです。
具体的にいうと、自分の趣味に異常に没頭する人。
趣味に使えるお金なんてそんなにもかかりません。収入の2割以下といったところでしょうか。けれども、何かの収集や何十万とつぎ込む方は、妻子にお金を使われたくないそうなのです。
また過去にプレゼントしたものをしつこく話してくる男性。あの時、そのプレゼントを買うのにいかに苦労したかを何度も話ようでは、うんざりしますよね。
自分を客観視できる能力が大切
自分の事を客観視できる事はなかなか難しい。
それをあえて、他人と違く視点で物事を見る事が出来るのはとても大切なこと。
自分を知る。日々大切にしたいものです。
向上心を持っている人は成功する
絶対に○○になってやるという強い想いを持つと成功する人が多いそうです。
誰に何を言われたって、へこたれないそんな向上心を持って取り組めるといいですね。
先入観をもたない
先入観を持ってしまうと、相手に会うのがとても難しい。
例えば、面識のない仕事相手に会う時、同僚から「話しづらい人」と聞いてしまうと、これが先入観になってしまったら、もうまっさらな気持ちで相手に会えないんですよね。
自分から相手の事を知ろうという努力を怠るかもしれないし、その結果、仕事の話がうまく進まなかったとしても「相手は話づらい人だから仕方がない」という言い訳が成り立ってしまいます。
けれども実際は、たまたま相手の体調が悪かっただけかもしれません。
初めて会う時にはなるべく、どんな人なのかを聞かずに自分の目で確認する方がいいのでしょうね。
無意識のしぐやや動作は本音の宝庫
人は自分の本心や感情とは関係なく表情をつくったり、心にもない事を言ったりできるものです。
どうして騙されてしまうんだろうというようなニュースも毎日のようにありますよね。
ただし、どんなに演技が上手くても24時間演じていることは不可能です。
普段の何気ない仕草、クセなどはふとした時にでてしまいます。
例えば、職場で上司がやってきて、笑えないようなダジャレを言ったとします。
周りは笑いながら、「うまいですね」とウケているふりをしていますが、よく見てみると貧乏ゆすりをしている人、ペンをもてあそんでいる人がいます。
これはもう早くその場を離れてしまいたいという気持ちが無意識にでている証拠。
ふと気をぬいた時にやってしまう「しぐさ」これは本音を見抜くヒントです。
人間関係が上手くいく名言集30選・人を見抜くための心得とはのまとめ
人を見抜く力は難しいものですが、大切なことは人に興味を持つことですよね。
出会った人全てに興味をもち心からこの人の事をもっと知りたいと思えたら、その人の事が少しづつ分かる様になるかもしれません。