カバ子の日記

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このままじゃヤバいと感じたら10代のメンタル【メンタル脳】アンデシュ・ハンセン新潮新書

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以前からスマホ脳の著者アンデシュ・ハンセンの「メンタル脳」が気になっていました。

 

今までにない10代のメンタル不調と言われている今、どうすればメンタルの不調から自身をコントロールできるのか知りたかったからです。

世界的に悪い10代のメンタル

今日本だけでなく、世界的に10代のメンタルが悪いと言われています。

 

著者のハンセンによると、その理由は、私達の脳が死をもたらす可能性のある危険に敏感に反応するからなんだそうです。

 

昔は狩猟なので生き延びるために必要だった自然界にいた時の意味があった「危険」を察知するという機能。

 

その機能はあまり使わない方がいいのですが、そう器用に脳は止められないのです。

 

私達には、感情があります。

悲しみ、苦しみ、喜び、怒りなど。

 

その感情をコントロールするのに脳を使います。

 

例えば山などの自然界で生き延びるために、私達は時に勇気を出して立ち向かったりできるのは、脳が私達を生きのびさせる為に、とっさの判断と行動をとるよう命令しているからです。

 

現在はそういったサバイバルがないけれど、会社では上司の強い感情が伝染して振り回されたり、また自分の不安に押しつぶされそうになって身動きがとれなくなってしまうのです。

 

この不安に押しつぶされそうになる状態を著者のハンセンは脳の扁桃体が勘違いをしていると言っています。

 

そんな時、どうすればいいのでしょうか?

 

おすすめ映画

8月1日に公開の映画【インサイドヘッド2】

高校入学を控えたライリーに大きな人生の転機が訪れます。

彼女の頭の中に新たにうまれた【シンパイ】【イイナ】【ダリィ】【ハズカシ】これらは10代が持つ新しい感情たちですよね。

ライリーが新しい感情を持つ中でどうやって立ち向かっていくのかが楽しみです。

 

 

世界中に大きな感動を与えた『インサイド・ヘッド』の続編である本作は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリーが主人公。

転校した学校にも慣れ、ライリーの頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。

しかしある時、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響く!感情たちが暮らす司令部が壊されてしまうが、そこで新たに現れたのがオレンジ色の感情<シンパイ>だった…

思春期に現れたこのキャラクターたちは一体何の感情なのか?そして思春期を迎えたライリーの頭の中でどんな新たな騒動が巻き起こるのか?ライリーに色んな感情が芽生えたことで、誰もが経験してきた共感必至の“思春期あるある”が詰まった感動の物語。

ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』公式サイト|映画|ディズニー公式

 


www.youtube.com

 

 

こちらは少し前の記事になりますが、とても元気が出る記事なのでご紹介します。

私の大好きな記事です。

 

「絶対無理」を覆す 新・心のサプリより

東京パラリンピックの閉会式で「この素晴らしき世界」をピアノ演奏した西川悟平さんのお話を聞く機会があった。その中で印象に残ったエピソードをご紹介したいと思う。

 

西川さんはこれまで3回、「それは絶対無理です。不可能です」と言われたことがあるという。最初は15歳の時。ピアノ教室に通い初めて熱中できるものをみつけた思いがして、ピアノの先生に、自分は将来音楽の大学に行きたいと話したら、「それは絶対無理」と言われたそうだ。ピアノ専攻で音楽大学に進むには、2~3歳くらいでピアノを弾きはじめ1日何時間も練習して初めて行くのが常識だから15歳でバイエルを弾いている状態ではとても無理、ということなのだ。でも、西川さんはどうしても音楽大学に行きたいと思ったのだ。

 

そこで、西川さんは、高名な演奏家ショパン演奏を聴き、自分はバイエルの練習から始め、数年後、音楽大学に進むことができた。これが絶対無理を覆したスタートだ。

 

2回目の「絶対無理、絶対不可能」は音楽大学を卒業して数年後のことだ。生活費を捻出するために和菓子屋で働いていたころ、アメリカから来日する著名なピアニストの前座で演奏する機会があった。そのピアニストに「君は技術はないが伝えたいものがたくさんあるのだね。それをどうすれば伝わるようになるのか教えてあげるよ。君がニューヨークに来るなら私に連絡するように」と言われたのだ。ニューヨークに行こうと思ったら、周りの人たちに「そんなうまい話はあるはずはない。絶対無理。ニューヨークで成功するなんて不可能」と言われたのだ。

 

それでも西川さんはニューヨークに行き、学び、カーネギーホールで演奏するようになる。しかしそんな大成功のある日、突然指が曲がり動かなくなるという状況に陥るのだ。大病院などを何軒も周り局所性ジストニアという診断を受け、「演奏はプロとしては勿論趣味としてもできない。不可能。絶対無理」と言われたそうだ。これが3回目の「絶対無理」である。これにはショックを受け人生のすべてを失ったように思えたそうだ。

 

しかし、友達から誘われて訪れた幼稚園で子どもたちの前で演奏したことがすべてを変えた。

 

子どもたちは、西川さんの曲がった指などまったく気に留めず演奏を楽しんで踊ったりしているのだ。それを見て西川さんは動かすことができる指で演奏をしようと決心した。これが今西川さんが機能が残る7本の指でプロとして演奏を続けられる理由だ。

 

「絶対無理、不可能」。そんな言葉を私たちも何度も言われたりする。「無理」と年長者、教師、評論家や親などから発せられる言葉は強いレッテル貼りになり、その人の未来や可能性を封印してしまう。そのレッテルをはがすことの素晴らしさを感じた。

 

まずはやってみる!

私も何度か「絶対無理」と言われた事があります。

 

けれどもそれは、自分でやってみないと分からない事です。

 

やってみて自分が納得できれば構いませんが、やってもいないのに、他人のせいにするのであれば、それは勿体ない。

 

出来る、出来ないは自分が決める事。まずはやってみる。

 

他人の意見に惑わされず自分の意志を持つ事は大切だと思います。

 

モチベーションが下がった時、この記事を読むと元気になりますよ!!

 

あなたが今誰かに「絶対無理」と言われていることがあるとしたら、今度はあなた自身が「絶対無理」を覆してみませんか???

 

このままじゃヤバいと感じたら10代のメンタル【メンタル脳】アンデシュ・ハンセン新潮新書のまとめ

感情を押さえては絶対にダメです。

情報がありすぎて便利で快適な生活をしていても脳はそれについていけてないかもしれません。

心と身体のバランスを崩さないように、脳のしくみを知ることで自分をコントロールまたは周りの大切な人を守れるかもしれません。

そういう意味でもこの本を読む価値はあるのではないでしょうか。