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クリスマスにおすすめの絵本【5選】

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クリスマスといえば、「サンタクロース」や「プレゼント」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

家庭の事情でそれぞれのクリスマスがありますが、子どもたちにとってサンタクロースは、1年に1度だけプレゼントを届けてくれる、とても大切な存在で、その存在を信じていた当時のワクワクした記憶は良い思い出となって残っていて欲しいと思っています。

今回ご紹介するのは、寝過ごしてしまうサンタや体調が悪くなってしまったトナカイのお話など、5つの絵本です。

 

クリスマスの森

ルイーズ・ファティオ/ロジャー・デュボアザン/つちやきょうこ 株式会社 福音館書店

森の動物たちが集まって題名の「クリスマスの森」を取り付けている様子の表紙。

寒い北の国のおはなしです。

 

温かいサンタさんの家では、サンタさんと奥さんがクリスマスプレゼントを子どもたちへ届けるために、出かける準備をしています。

 

ハムとピクルスとチーズのサンドイッチが3つ。

クリスマスケーキもおおきなのを3きれ。

あつあつのコーヒーを入れてもらって準備完了。

 

 

やさしい奥さんに見送られて、サンタさんは、クリスマスプレゼントを届けに空へと飛び立ちました。
サンタさんは、それまでおもちゃづくりにいそがしかったので、道中眠くなってしまいます。

そこで、眠気覚ましにコーヒーをのもうと森のはずれにそりをとめて休憩します。

あつあつのコーヒーだけにしとけば良かったのですが、ついお弁当のふたを開けてしまいます。

サンドイッチもケーキも全部たいらげたサンタクロースは、おなかいっぱいでつい眠り込んでしまい…


それを見つけた森の動物たちは、サンタさんのかわりに手分けしてプレゼントを届けてあげるのでした。

 

 

 

サンタをたすけたくじら

ロジャー・デュボアザン/なかにし ゆりこ 新世研

ぴゅうぴゅうとそとは風がふいて、サンタさんの家もふりつづく雪ですっぽりかくれて、えんとつだけがつき出ています。

 

今年の冬は特に寒いので、トナカイのブリッツェンは風邪ぎみです。

ところが、ビクセンもコメットもつぎつぎに熱を出し、とうとうトナカイみんなが寝込んでしまいました。

 

クリスマスを目前に、そりをひっぱるトナカイが風邪で寝込んでしまい、困り果てたサンタクロース。

あわてて、お医者さんに電話します。

「たいしたことない。2~3週間もねとったら、なおるがな」

「そんなん、いうてられへんやん。クリスマスまであと1週間やで」

なぜか、サンタさんもお医者さんも関西弁。

 

困り果てているサンタさんを見て、森のみんなは一生懸命考えます。

ハスキー犬にしろくまくん、せいうちとあざらしもアイデアをだしていきます。

かもめも「タラれば」で考えるのですが…

 

そんな「タラれば」の話じゃ、前にすすめへんで


みんなが心配する中、魚のタラが素敵なアイディアを思いつきました。

そのアイディアとは…。

まほうつかいのクリスマス

森山京/佐野洋子 あかね書房

今夜はクリスマス・イヴ。

まほうつかいのおばあさんは、こどもたちに人気者のサンタクロースがうらやましくなりました。

おばあさんは、サンタクロースを嫌いではありませんが、なんだか、とても、いじわるしたくなったのです。

 

まほうつかいのおばあさんが考えたのは、サンタクロースに化けて先に子どもたちにおもちゃを配ること。

 

まだクリスマスになっていない、みんなが起きている時間に、なにやらあやしいサンタクロースの恰好をしたおばあさんが子どもにプレゼントを渡すのですが、気に入ってもらえずうまくいきません。

くやしいけれど、サンタクロースに化けるはあきらめました。

けれど、このままあきらめるのは、なんだかくやしい。

そこでこんどは、かわいい女の子になってサンタクロースからプレゼントを貰うことにしました。

サンタクロースがくるまで、とびらの前に座っていると、ウトウトと眠ってしまい…

 

 

クリスマスをみにいったヤシの木

マチュー・シルヴァンデール/オードレイ・プシエ 徳間書店

小さなヤシの木のココは、歳をとったコウノトリと、太陽がギラギラてりつける熱い砂漠に住んでいました。

 

コウノトリは、これまで旅してきた遠い国のお話をよくココに聞かせていました。

なかでも、コウノトリがみたという、すばらしいクリスマスというものが、一番のお気に入りでした。

 

「ぼくも、遠くの国へ行ってくる。クリスマスをみてくるよ。」


ある日、ココはクリスマスを自分の目で見に行く事にしました。

海を渡ってココが出会ったのは?

 

 

 

ペッテルとロッタのクリスマス

エルサ・ベスコフ/ひしきあきらこ 株式会社 福音館書店

世界中の子どもたちに愛されているスウェーデンの絵本シリーズ。

シリーズ最初の「3人のおばさん」でみなしごのペッテルとロッタと出会い、3人のおばさんたちと暮らすことになります。

今回紹介する絵本は「ペッテルとロッタのクリスマス」

 

ペッテルとロッタが、ちゃいろおばさん、みどりおばさん、むらさきおばさんの家で一緒に暮らすようになって初めてのクリスマスです。

 

やぎおじさんが訪ねてきて、ふたりにプレゼントをくれました。

やぎおじさんとはいったい何者でしょうか?

 

やぎおじさんは,魔法にかけられた王子さまだという話を聞いてペッテルとロッタは森へ王子さまをさがしに行こうと決心します。

 

 

 

 
子どもが小さかったころ、「サンタクロースってほんとにいるの?」と聞かれた事があると思います。サンタクロースにまつわるお話はたくさんあります。
情報社会で溢れた今、子どもたちは、サンタクロースの存在を早々に知ってしまうかもしれません。
けれども、幼い頃家族と過ごし絵本を読み、サンタクロースという特別な存在にワクワクした当時の記憶は頭の片隅に残っているはずだと私は信じています。