わらの家の次は木の家が吹き飛ばされ、最後は頑丈なレンガの家に守られて、3匹の子ブタが、オオカミをやっつけるお話「3匹の子ブタ」は有名ですよね。
こちらのお話は、オオカミとブタの関係が違うんです。
3匹のかわいいオオカミ
ユージーン・トリビザス文/ヘレン・オクセンバリー絵/こだまともこ訳/富山房
大きなハンマーを振り回し、レンガのおうちをぶち壊すのはわるい大きなブタ。
大きなブタに怯える3匹のかわいいオオカミたちは、今度はレンガよりもっと頑丈なコンクリートのおうちを作るのですが…
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3匹のまずしい子ブタ
エリコ・ヴェリッシモ作/伊藤奈希砂訳/たかはしなな絵/国際語学社
エリコ・ヴェリッシモの絵本で、大人も楽しめる、ちょっとおしゃれな絵本。
左ページにブラジルポルトガル語、右ペー ジに日本語の対訳の見開きになっているので勉強にもなりますよ。
黒毛のサブーゴ、赤毛のサルシッシャ、ブチのリングイッシーニャ。
ある日3匹の子ブタの兄弟は、みすぼらしい小屋から脱出し、自由をもとめて大冒険します。
途中、赤ずきんちゃんやキツネやアルマジロが出てきたりカエルの合唱も聞こえてきます。
いろいろな騒動を起こしながら、最後に子ブタたちはどこに辿り着くのでしょうか。
薄くて持ち運びしやすいサイズの絵本です。
オオカミのごちそう
木村祐一:作/田島征三:絵/偕成社
ある日オオカミは、子ブタを見つけて食べようとしたところ、切株につまずいて取り逃がしてしまいます。
オオカミの中で逃がした子ブタの妄想はどんどん膨らみ、いつの間にか大きな丸々太った子ブタになっていたのです。
なのでオオカミは、うさぎにも、しか、にわとりやヒツジなど他の動物と出会っても見向きもしません。
とうとう、夢にまで見ていた子ブタに出会いますが、妄想で作り上げた子ブタと現実の子ブタがあまりにも違いすぎて…