カバ子の日記

生きていてくれるだけで嬉しい

【インサイド・ヘッド】悲しみの存在で思う事

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人間の頭の中ほど不思議なものはないなぁと思います。

ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカこれらの感情が今回の映画の主人公。

生命の誕生から人生を生きて行く上で感情がどれだけ大切なものなのか教えてくれる映画です。あなたは今の自分に正直ですか?

インサイド・ヘッド】のあらすじ

ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの“感情”たちが暮す11才の少女の“頭の中”を舞台に物語が展開されていきます。

ライリーの頭の中ライリーの感情たち

ヨロコビ (Joy)

本作の主人公。ライリーの感情を主導するポジションにある。ポジティブでハイテンションかつ、いつも明るい、感情たちのムードメーカー。
常にライリーを幸せにするために楽観的で、前向きな存在だが、何事も前向きに考えすぎて合理性がないことが欠点で、本当に無理を感じたときには弱音を吐くこともある。ライリーを悲しませることしか出来ないカナシミを心配して、思い出ボールに触れさせないように対処していたが、後に悲しいことはなんなのか、本当の幸せとはなんなのかを自ら気づくようになる。
肌色の少女で、大きな青い目とブルーの髪、黄緑のノースリーブワンピースを着ており、暗所でも常に体が光っている。一人称は「わたし」。


カナシミ (Sadness)


本作のもう一人の主人公。感情たちの中で最もネガティブな存在だが、一方で感情たちの中で一番、感情に関する知識も持っている。
常に悲観的でヨロコビのアイデアをことごとく否定し、憂鬱な時間を過ごす。思い出ボールに触れただけで、悲しい思い出にさせてしまうことにコンプレックスを抱いている。ポジティブになりたいが、どうしてもなれないマイナス思考。それなりにヨロコビのようにライリーの幸せを想っていて、慰めてあげている。
青い少女で、ブルーの髪と白いセーター、眼鏡をかけ太めの体格が特徴。一人称は「あたし」。


イカリ (Anger)


怒りっぽく、偉そうな態度を取るが、その代わり、自分にも厳しい潔さをもっている。
他の感情たちが頑張っても満足せず、怒りを持って表現するサディストで、怒りが爆発すると頭が燃える。ただし、それがやりすぎでライリーに不安を起こしてしまう。
ムカムカの挑発によって、戻ってきたヨロコビとカナシミを引き上げるきっかけになる。
真っ赤な四角い顔に赤い目の男性、熱血教師のような服装が特徴。一人称は「俺」。


ムカムカ (Disgust)


せっかちで過保護な性格の姉貴的立ち位置。ふてぶてしい態度で他力本願な一面があり、すぐに感情を損ねてしまう。ライリーを家出させようとするイカリの意見を仕方なく賛成にするも、性格の島が崩れる事を動揺する。
緑色の女性で、セットされた緑の髪、ピンクのスカーフ、服からも分かるように、セレブ気質。一人称は「あたし」。


ビビリ (Fear)


ライリーを守ろうとするばかりにいつも怖がりだが、裏を返せば慎重性の高さともいえる。危険や災難を予想、察知する能力は飛び抜けているが、やりすぎな一面も見せる。夢の監視も(ヨロコビとカナシミが司令部にいない時)担っている。
その一方で平和主義者で、ライリーが両親としっかり対話することを望んでいる。
細長い紫色の男性で、赤紫の蝶ネクタイをしている。一人称は「僕」。
これらはライリーだけでなく他の人物たちも有している。統率・調和がとれる、一つの感情が支配する、無感動で心が働いていないなどの個体差がある。

インサイド・ヘッド - Wikipedia

 

インサイド・ヘッドの感想

誰かが辛かった時、一番しんどかった時【ヨロコビ】がしたように対処することって多いように思います。つい励ましたり、焦って元気になってもらおうと、あの手この手で行動してしまう。

そんな時に必要なのは【カナシミ】ということも知らないで。

【ヨロコビ】も【カナシミ】も本当に心からライリーの事を想っています。

それが伝わるから観ていて心打たれるところが多かったです。

誰かが悲しんでいるときは、無理に楽しいことをしなくてもいい。ただ悲しい気持ちと寄り添うこと。頭でわかっていてもなんで出来ないんだろう。

【悲しむ】ことは決して悪いことじゃない。泣きたい時は思い切りなく、感情を抑えなくてもいい。

 

悲しい気持ちを無理に閉じ込めると、取り返しのつかないことになってしまう。

 

無理に自分に嘘をつくことで、ライリーがだんだんと壊れていくのがみていて苦しかったです。

子供が成長していくと、親も仕事で忙しくなり、つい生まれた時のことを忘れてしまいがち。

けれど、成長していくにつれて、子供の感情は変化していくもの。

人間が持つ感情は、駆け足で通り過ぎると見逃してしまいます。

毎日の生活にゆとりがあってもなくても、一度立ち止まってその人の事をしっかり見てみること。(ちゃんとみてるよ)と言ってあげる事。

「自分の事をみてもらっているんだ」という安心があれば、人はうまく感情をコントロールできるのかなと思いました。