
関西弁を使ったおすすめの絵本8回目です。
関西弁を話す人も、そうでない人も、まだ出会ったことのない絵本に出会えますように。
そうじきのつゆやすみ
村上しいこ/長谷川義史 /PHP研究所
梅雨の晴れ間に、掃除をしようと掃除機をかけ始めようとするおかあちゃん。
けれども、掃除機が動きません。
掃除機を開けてみたら…
掃除機に入っているゴミパックから、針や浮きやら釣りに使う道具がいっぱい出てきて…
それらを持っていこうとするお母ちゃんに「アカン。持っていかんといて」と言ったのはなんと掃除機なのでした。
釣り好きで、関西弁を話す掃除機が「釣りに行きたい」というので、家族みんなで釣りに出かけることになりました。
一番釣れたのはいったい…
サンドイッチにはさまれたいやつよっといで
岡田よしたか /佼成出版社
「おにぎりに はいりたいやつ よっといで」の続編。
おにぎりの「具」になれなかった食べ物たちが、次に選んだのは「パン」です。
パン屋さんへ行って、売れ残りの食パンにはさんで貰って、満足します。
「あ~良かった」と思いきや!?
あちらこちらから、要望が出てきます。
三角に切って、とか切らんといてとか。
つい、「何言うてんねん!?」とツッコミたくなります。
そして、「はさまれたいやつ」たちが、次から次へとやってきます。
はたして彼ら全員の思いを叶えることはできるのでしょうか?
トモ、ぼくは元気です
香坂 直 /講談社
障害を持つ兄に悩まされながらも、懸命に生きる少年の物語。
小学6年生の「ぼく」は、障害を持つ兄「トモ」のことで、ついイライラしてしまいます。
両親は兄にかかりきりで、「ぼく」が良い子なのをいいことに、「ぼく」の気持ちを軽視してしまい、寄り添ってあげられませんでした。
そんな「ぼく」は、モヤモヤした気持ちを爆発してしまい、夏休みは大阪にいるおばあちゃんの家で過ごすことになります。
自分に向き合い、考えられる「ぼく」がカッコいい。
障害を持つ兄がいるということで、親の前では、「良い子」でいないといけないし、学校では、いじめられることもある。
逃げ出してしまいたい自分にイライラしたり、何でイライラしているのかが分からなくて余計にイライラしてしまう。
そんな自分にもどかしくなることって、大人でもたくさんあります。
小学6年生にして、えらいなぁと思います。
いい子にしていると、親は気づきにくいもの。
気づいてても、ついその優しさに甘えてしまって、後回しにしてしまう気持ちもあるあるのような気がしました。
自分の心と周りの人たちと向き合う「ぼく」の成長は素晴らしい経験だと思います。
同時に両親たちも、息子の気持ちに気づかされ、成長したと思います。
誰にでも「感情」がある。
それを軽視してはいけないということ。
おすすめの一冊です。
とくべえとおへそ
桂文我(4代目)/田島征彦 童心社
大うなぎをつりあげたとくべえは、うなぎと一緒に空へ。出会ったかみなりのゴロゾウと王様のいる月宮殿へ行くと、人間のへそを……。
上方落語を題材にした絵本です。
おばけうなぎを釣り上げるつもりが、雲の上までつれていかれたとくべえさん。
助けてくれたカミナリさんから出されたごちそうは…
マクブルームさんのへんてこ動物園
シド・フライシュマン/クエンティン・ブレ-ク あかね書房
ゆうれいさわぎのおこった冬の話、変わった動物が登場する動物園の話など、マクブルームさんの畑が舞台の、3つの話。
正直者のマクブルームさんが関西弁を話すお話。
おっちゃんのほら話は、何やら、へんてこな動物たちが登場します。
舞台はマクブルームさんの畑。
「うちのたまげるほどようこえた畑のことは知ってるやろ。あの畑で育たんもんはないんや。それも、あっというまに、大きなるんやで」
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