カバ子の日記

生きていてくれるだけで嬉しい

【絵本】自分だけのおともだち『ないしょのおともだち』ほるぷ出版

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 お話にはネズミが可愛く登場します。

考えてみれば、ディズニーやアニメではネズミって可愛いんですよね。

こちらの絵本もとってもかわいいですよ。

絵本全体からアメリカの香りがしてきそうな、そんな絵本です。

 

本書のポイント

 主人公のマリーとネズミ

ふたりは 同じいえに住む 内緒のおともだち。

 

大きくなった2人にはマリーの娘のマリア、ネズミのむすめのネズネズです。

ふたりも やっぱり 同じ家に住む 内緒のお友達でした。

 

細かい所にも遊び心いっぱいの絵が好きです。

 

著者プロフィール

 ビバリー・ドノフリオ

米国コネチカット州ウェズリアン大学卒業後、コロンビア大学の創作科で芸術学修士を取得。自伝的小説『サンキュー、ボーイズ』はベストセラーとなり、ドリュー・バリモア主演で映画化もされた。『ないしょのおともだち』は初めての子供向けの作品。

これまで23の家に住んだことがあり、そのほとんどの家のすみにネズミの家もあった。

バーバラ・マクリントック

米国ニュージャージー生まれ。ノースダコタ州のジェイムズタウン・カレッジで学び、19歳で絵本作家になるためニューヨークにうつる。

日本で刊行されている本に、『ダニエルのふしぎな絵』(ほるぷ出版)『シモンのおとしもの』(あすなろ書房)など。いま住んでいるコネチカット州の家は1815年に建てられ、代々ネズミが住んでいる。

福本友美子(ふくもとゆみこ)

慶応義塾大学文学部卒業。公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳をしている。訳書に『ダニエルのふしぎな絵』『ひよこのコンコンがとまらない』(以上、ほるぷ出版)『シモンのおとしもの』(あすなろ書房)『たすけて!』(光村教育図書)など、多数。ときどき屋根裏にネズミの足音が聞こえるが、まだ声をかけたことはない。

ほるぷ出版 こどもの本のほるぷ出版

 

感想

立派な家があって、マリーというおんなのこと、家の隅にはネズミのおんなのこが住んでいるシーンから物語は始まります。

 

アメリカンタイプの真中に玄関がある家で、左端の2階の窓からマリーが、1階の右端の窓からネズミのおんなのこが顔をのぞかせています。

 

お話はあることがきっかけで、マリーとネズミのおんなのこは、お互いの存在に気づくのですが、両親から注意されていたので、お互いに内緒のまま時は流れます。


そして代替わりしてもなお続く少女とネズミの交流。

 

左側にマリーとその一家、右側にネズミのおんなのことその一家が対比して描かれていくんですよね。


それぞれの家族の写真と共に、飾られています。


こんな細かいところまで、作者の気持ちがこめられています。

 

同様に家族団欒や学校生活があって見るだけでほのぼのとした気持ちになりました。

 

そしてなんといっても、2人の家のインテリアがとってもオシャレなんです。


外国のそれは夢のような豪邸です。


ネズネズの家もまるでミニチュアドールハウスのよう。


調度品まで繊細に描かれていて、それを見ているだけでも夢見る気持ちになりますよ!