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【ビジネス・ゲーム誰も教えてくれなかった女性の働き方】ベティ・リーハン・ハラガン/福沢恵子

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 あなたは自分の仕事の範囲は決まっていますか?

自分の仕事ではないのに、つい手伝ってそのまま担当することになったら…

仕事を押し付けられた

人事課に勤めてるAさん。

仕事の範囲は決まっているものの、異動が多いので、担当者があやふやになった仕事は手伝える範囲でしていました。

ところが、いつの間にか自分の仕事にされてしまい、本来の担当者に戻してもスルーされてしまい困っているとの事でした。

真面目で面倒見が良く、仕事をキッチリとこなすAさん。

どうしたら、担当から外して貰えるのでしょうか。

 

この気持ち、私はとてもよくわかります。

Aさんは業務を滞りなく進めるために、そして人助けのつもりで手伝っただけなのに、相手は「ラッキー!!」としか思っていないのです。

とても悔しいし、腹が立ちます。

私もAさんと同じ経験があるからです。

身体を壊してしまう可能性もあります。

周りの友人たちも同じような経験をしたことがたくさんあります。

 

そしてそういった女性が多いということ。

女性が働くうえで、ゲームの基本ルールを知り、賢いプレーヤーとして目標にたどりつくために、ベティ・L・ハラガン著「ビジネス・ゲーム誰も教えてくれなかった女性の働き方」という本があります。

日々の仕事のこなし方、お金についての考え方、人間関係ほか、企業社会で生き抜く秘訣を伝えてくれる素晴らしい本です。

 

読むと、「もっと早くに読んでおけば良かった」と思ったのでなるべく若いうちに読んで頂きたい本になります。

なぜもっと早くに読んでおけばよかったかと言うと、私が正しいと思っていた仕事のルールは完全に間違っていたからなんです。

具体的にいうと、自分が担当する職域以外の仕事に手を出す事です。

最初(え〜そうなの)と思ってしまいました。

良かれと思っていた事が実は違うかったのです。

たとえば、コーヒーが入ったカップが机のうえから落ちそうな場所にあったとします。

気付いている人はほかにはいません。

これが自宅や友人の家なら、サッと動いて安全な所に動かすのが正解です。

けれども、会社という組織の中ではこういった振舞はのちにあだになってしまうのです。

コーヒーカップが落ちるのに間に合わなかったら自分のせいにされてしまうことになりかねないのです。

家庭環境で親から教わってきた事などを信じ、そのまま会社でやってしまうと時に仇になる事があります。

社会は理不尽な事で溢れています。

人生は長いです。

真面目な方ほど是非一読して欲しいと思います。

 

「ビジネス・ゲーム誰も教えてくれなかった女性の働き方」はコチラ☟

1977年のアメリカで出版されたこの本が、今の日本にもそのまま適応されるのが驚きです。

 

この本を読んで、気持ちよく仕事が出来ることを願っています。

 

 作者プロフィール

ベティ・L・ハラガン

 25年にわたり企業で働いた後、ビジネスコンサルタントとして独立。主に企業社会の中で女性活用を専用分野とする。「Working Women」誌の人気コラムニストとしても活躍した。

 

福沢恵子(フクザワケイコ)

1958年東京生まれ。早稲田大学在学中に女子学生の作る就職情報誌「私たちの就職手帖」を創刊。朝日新聞記者、東京家政大学人間文化研究所助教授などを経て07年より日本女子大学客員教授(キャリア開発論)

水野谷悦子(ミズノヤエツコ)

1951年東京生まれ。71年から20年間外資系企業の重役秘書などを務め、84年日本女性管理職協会の設立スタッフとなる。その後アメリカにてクリスチャンインナーヒーリングを学び、現在千葉の教会で牧師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。)

  

 第1部 まず、ゲームの基本を知ろう

(ビジネス社会の基礎知識;会社で働くことの本質;ビジネス・ゲームの実際;女性が会社で居心地が悪い理由;女性のための頭脳プレー)

第2部 あなたのキャリア・プラン

(あなただって管理職になれる;目標にたどりつくために;「勉強すること」そして「お金」;大学生のために)

第3部 ゲームに勝ち残る秘訣

(仕事場でのルール;賢い自己主張法;成功のためには何を着るべきか;ビジネス・ゲームの落とし穴)

【ビジネス・ゲーム誰も教えてくれなかった女性の働き方】感想

 40年以上も前に書かれた本が今でも十分に役に立つビジネスの本って…と驚きました。

日本ではまだ雑用は女性という考えを持つ方も多いみたいです。

当たり前って何?

管理職になるという事は「いかに他人に仕事をさせるか」

 

組織で仕事をされている方、上司、部下どちらの立場の方でも是非読んで欲しい本だと思いました。