
娘が小学1年生の頃に読んでいた絵本「わたしのいちばん あのこの1ばん」
自分にとって大切なものは何か?
本を通して子供に伝えることが出来たらうれしいです。
私には息子と娘がいますが、2人共性格が違います。
同じ兄妹でも性格も顔も違っているし感じ方も違うんだよって伝えてきたつもりです。
つもりなので、実際はどう感じているかは分かりません。
小さい頃の2人を見ながら、こんな考え方もあるんだよという意味も込めて、その年代でも理解出来る本を選んできました。
「わたしのいちばんあのこの1ばん」は自分にとって大切な事は何か?
主人公の子供の気持ちが、描かれた本です。
【わたしのいちばんあのこの1ばん】ポプラ社のあらすじ
バイトレットは、なんでも1番になりたい女の子。
実際、かけっこも勉強も目立つのも全部1番。
クラスのみんなも「すごいなぁ~」って認めています。
主人公のロージーは、そんなバイオレットの姿にちょっと心がもやもやしています。
自分は「1番」じゃないけれど、「1番」になりたいわけじゃない。
何でも「1番」じゃなくて、もっと大切なこと…
けれども、その気持ちを上手く言葉に出来なくて、バイオレットに笑われてしまいます。
そんな時、授業で花の種を育てることになって、ロージーはお世話に夢中になります。
やっと出てきた芽。
嬉しくてみんなに伝えようとすると、「やったあ、わたしの芽が1番」
声をあげたのは、またバイオレット。
無性に腹がたつロージー。
「1番」を大切にするバイオレット。
「いちばん」を大切にするロージー。
これってバイオレットが悪い?
そもそも正解ってある!?
オリンピック選手だって芸術だってコンクールでは1番があって目標にするのは良い事だと思います。
世界に一つだけのオンリー1もカッコいい。
【わたしのいちばんあのこの1ばん】は、一歩先へ進めたその子にとっての「いちばん」に注目した作品になります。
私の母は子どもに対して「1番」派でした。
1番と聞くとそれは嬉しそうでした。
その期待がしんどかったのと、全然出来ない自分とがしんどくて大人になってようやく「1番」でなくてもいいんだと気付けた気がします。
私はロージーと同じ「いちばん」派。
のんびりゆっくり自分の個性に合わせた生き方を肯定して欲しかった。
「あなたはあなたでいいんだよ」
そういった子育てだったらまた違ったのかななんて思います。
娘はバイオレットと同じ「1番」派。
何でも器用にこなせる所がちょっと羨ましい。
大きくなるにつれて、周りにはもっとすごい人がたくさんいる事にも気づけました。
それでも友人達と切磋琢磨する姿は眩しいです。
そんな娘の個性を活かせる子育てが出来たのか?というと又それは別のお話で、結局その子の個性に気づけても、一番いい方法にもっていけるかなんてわからないし、親が気づけなくても自分が気づけばいい。
子育ても正解なんてなくて、だから失敗もない。
どちらかが気づいたり、どちらも気づけたり、気づけなかったままかもしれないけれど、今の自分が一番いいんだ。
そう思えることが大切なのではないかと思いました。
それぞれが、違う想いでいっしょうけんめい。
その時の状況で、自分の気持ちに正直になって、自分だけの「いちばん」を今後も見つけていくのが大切なのかなと思います。