コスモス50歳からの生前整理

今ある人生で満ち足りた時間を創り出せたらと思います。

【行きつ戻りつ死ぬまで思案中】人生の勝ち組とはどんな人 柿谷美雨

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今回手にとった【行きつ戻りつ死ぬまで思案中】は、柿谷美雨さんのエッセイ。

「そうそう、そういうことを書きたかったんです。」

これまた、付箋だらけになってしまいました。

 

それでは、気になった部分の感想を書いてみたいと思います。

 

前回の記事はこちら☟

 

jibunnnoikikata.hatenablog.com

 

 

ニュースの洪水に晒される

子どもの頃ニュースを知れば社会の事が分かるので、ニュースをよく見る様にと言われました。

 

ニュース番組よりバラエティ番組やら音楽、ドラマを見たかったのに、どういうわけか自分が親になると、子どもたちには、ニュース番組を見るように言っていたように思います。

 

しかし!!

 

エッセイで紹介されているスイス人のロルフ・ドベリ著「News Diet」によると現代人は日頃からニュースの洪水に晒されているというではありませんか。

 

(え?なに?どういうこと?)

 

思わず私も引き込まれながら読んでしまいます。

 

つまり、ニュースをたくさん知れば知るほど社会のことを知ることができ、教養も身につくと思っていたのは大間違いで、ニュースは役に立たないどころか害悪だとドベリ氏は言う。

 

あ~、そうか。

 

心配性の私はいつも自分でコントロールできない事に対して心配することが多々あります。

 

そんなことを心配したところで、何の役にも立たないのに。

 

世の中にはそういった事がたくさんあって、「あなたがそんなことを心配したところで、仕方がないんだよ」ということなんですよね。

 

私が今やるべき事は、「今」自分に出来ること。を大切にしないといけないんです。

 

例えば、先日こんな事がありました。

 

県外に住む息子たちから、結婚報告を受けた時のこと。

 

帰宅後食事を済ませ、息子たちがデザートを食べてもらっている間に、私は洗い物を済ませてしまおうとしていました。

 

すると夫に、「滅多にない機会なんやからこの時間を一緒に楽しもう」と言われたのです。

 

(洗い物なんて後からゆっくり出来る)

 

ハッとしました。

 

そうだ、今この時間は二度とこない。

 

ブログでも何度も書いているのに、私は全然行動に出来ていないではないか。

 

そのことに気づき、洗い物をするのを辞め、デザートを楽しみながらみんなで話をするといった貴重な時間をゆっくりと楽しむことが出来たのでした。

 

その後、息子たちを駅まで送り届けた後、帰ってきたらなんと娘が後片付けを終わらせてくれていました。

 

素直に嬉しかったので、心から「ありがとう」と言えることができました。

 

人生の勝ち組とはこんな人

先ほどのドベリ氏の本の中で作者が特に興味を引かれた内容が「人生の勝ち組とはどういった人か」ということ。

 

これは、私も非常に興味があります。

 

彼がいうには、常に楽しい気分でいる人間が勝ち組なのだと言う。

 

どうでしょうか。

 

詳細はエッセイを読んでいただくとして、「普段から気分よくいること」というのが、勝ち組としての過ごし方なのですが、そうなるには他人と比較しない、嫉妬や激怒で暗い気持ちになるのであれば、日頃からそういった境遇に身を置かないことだということでした。

 

いやぁ、分かります。

 

分かるけれど、どうしても比較材料は日常で溢れかえっているし、なかなか難しいことだなぁと思ってしまったのでした。

 

それでも、暗い気分にならないように日頃から自分がワクワク出来ること、明るい気分になれること、なれるものは何か?を考える様にしようと思いました。

 

あなたらしくないと言われても

子どもたちの学校は、田舎町の小さな学校で、中学校を卒業するまで1クラスしかない学校でした。

 

どんな境遇にいてもメリット、デメリットがあると思いますが、1クラスしかなかったメリットは、小さい頃から気心知れた子たちが多かったので、親としては安心感があったということ、デメリットとしては固定概念が出来てしまっていたこと。かなと思っています。

 

だから「あなたらしくない」といった言葉は、子どもたちにとって、どういう影響があったのか正直わかりません。

 

教師よりもっとタチが悪いのは親だ。

 

子どもの頃に、親にさまざまな「決めつけ」を言われた人もいるだろう。

 

「教師よりもっとタチが悪いのが親だ」

 

作者のこの一行は、胸に針が刺さったようなズキズキとした痛みが走ったのでした。

 

実は私もその事に気が付いていたからです。

 

「あなたの事なのよ」と言われた気がしたのだと思います。

 

自身も教師や親に決めつけられてきた部分があったので、子どもには(そうなるまい)と言い聞かせていたのにも関わらず、結局は違う形で決めつけていたのだと思っています。

 

親の言葉で一生を左右される人が多い

 

親がたまたたその時の気分で子どもに言った何となくの一言。

 

言った本人は当然覚えてなんていません。

 

私もそんな無責任な言葉を多々発していたと思うのです。

 

けれども、言われた子どもはそのことをずっと思っていたりするのです。

 

子育てを振り返ると、反省ばかり。

 

自分はなんという子育てをしてきたのか。と思ってしまいます。

 

0か100かといった白黒はっきりさせてきた考え方が、今ではようやく(そんな考えもあるよね)と思えるようになったのでした。

 

続く。