大学受験を控えている受験生はこの時期からは毎日勉強で精神的・体力的にもしんどいですね。
勉強が上手くいかずイライラして、つい自己否定するなんてこともあります。
そんな時、家族はどう答えたらいいのでしょうか。
私はいつも失敗し悩み、次はこう言おうと考えています。
- 自己否定ばかりする
- 存在そのものを肯定する
- ○か×の枠で相手を決めつけない
- 最後に精神科医Tommyさんの言葉から
- 友達っていつも一緒にいないと冷たくなる人のことじゃないわよ
- 常に「今人生の一部をこの事に費やしてる」という認識を持ちましょう。
- 自分の心に嘘をついてはいけないわ。
- 自分の事を大切に出来る絵本
自己否定ばかりする
受験勉強が上手くいかず、毎日のように自分を責めてしまう娘。
少々完璧主義的な所があり、「どうせ」が口癖のようになっています。
今朝もそうでした。
娘「○○は1日15時間も勉強してるねんて」
私「へ~そうなんや」
娘「メッチャ凄いし…どうせ私は何にも出来へん。なまけてばっかりや」
私「そんなことないやん。毎日やってるやん」
この時点でもう既に私は内心(うわっ出た…またや)とイラっとしているのですが、ここでまた何か言うとケンカになってしまうので、黙っていると
娘「また黙ってる。なんで何にも言うてくれへんの?」
ここで「自分を責めなくてもいいねんで」と声をかけたとしても「自分を責めてしまう私」をまた責めてしまい自己嫌悪はますますひどくなる一方です。
なので、黙っていたのですが…
毎日の様に「自分は何にも出来ない」とか「寝不足やのに勉強してない」とか言われると正直こっちもしんどいんですよね。
そのストレスがブチ切れてしまい、「言ったところで一緒やん」と言ってしまいケンカになってしまいました。
ケンカは何日かに一回といった感じですが、普段こちらは我慢しています。
目には見えないのですが、こういったちょっとしたイライラは結構ストレスが溜まるんですよね。
「自分を責める」という行為も心理的にものすごいストレスになります。
存在そのものを肯定する
では、そんな時娘になんと声をかけたらいいのでしょうか?
正直分かりません。
私はいつも悩んでしまいます。
そりゃぁそうですよね。正解なんてないのですから。
それでもケンカをする度に(あの時こういえば良かったのかな)と反省したり、自分に余裕がある時は(こう言ってみよう)と思う言葉があります。
私はすぐに忘れてしまい不意打ちを食らうので今後は紙にメモして持ち、いつでも言えるようにしようと思っています。
自己否定ばかりする娘にかける言葉
「あなたはあなたのままでいいねんで」
※アナタの部分は名前を入れてOK
「ママにとって、あなたがいてくれるだけで充分」
「勉強の評価と人間としての価値は別」
「ママはあなたがいてくれるだけで100点満点やで」
「学校でうまくいかないことがあっても、あなたの価値は一切変わらない」
本当はその場ですぐに言えたらいいのですが、私の場合はlineで後から送ることが多いです。
けれどそんな時はいつも「ありがとう」と返ってくるので、存在そのものを肯定するって大切なんだなと思います。
意識すること
行動やその結果でも何を持っているのかでもありません。
存在そのものを肯定するということです。
考えてみれば、何億という中からこの世界に生まれ、今この世に生きているという事自体ものすごく素晴らしい事なのです。
そう思えば本当に生きているだけで凄いのです。
本人は気づいていなくても、生きている。生きてくれているということで、嬉しい人は周りに沢山いるのです。
生きているだけで、あなたの周りの人が幸せなのです。
○か×の枠で相手を決めつけない
私がつい言ってしまうのは「自分を責めるのはよくない」とか「○○した方がいいんじゃない?」「前向きに考えようよ」とか正論を言ってしまいます。
正論って言われると、言われた方は言い返せないし心の中にモヤモヤだけが溜まってしまうんですよね。
私は娘の行動について、私(親)の価値観で○か×かを決めてしまいがちなのです。
そうすると、また娘に「やっぱり私はダメなんだ」と思わせてしまっているのかもしれません。
娘のことを想うと、今目の前にいる娘の全てを受けいれることを大切にしないといけないんですよね。
これって家族、近くにいればいるほど難しいんですよ。
例えば、友人なら難なく言えることでも子供には言えないって事今までも沢山ありました。
そして頭では分かっていても、つい「自分」の価値観で話してしまう。
分かっちゃいるけど…なんですよね。
それでも自分は誰かに支えられている事にいつか気づき、誰に対しても感謝出来る気持ちを言葉で表現し、少しづつ成長していってくれるのかなと思っています。
進路の事、大切な友人の事、家族の事、これからも色々と悩む事が沢山あると思います。
そんな時は独り言でもいいから呟いてみて欲しい。
「私はいてるだけで周りを幸せにしているんだ」
「私は私でいいんだ」
こう自分に言い聞かせるだけで、罪悪感が減って心がすっとなるものです。
最後に精神科医Tommyさんの言葉から
友達っていつも一緒にいないと冷たくなる人のことじゃないわよ
離れてても、会いたいときは予定を立ててくれて、話が盛り上がるような人。
何か困ったときには話を聞いてくれて、助けようとしてくれる人。
そういう人よ。
常に「今人生の一部をこの事に費やしてる」という認識を持ちましょう。
お金と違って時間は増やせず、一定のスピードで必ず消費するものだから。
ボーっとしていても、遊んでいても、仕事していてもいいのよ。
アナタが人生の一部をそれに費やす価値があると思うのなら。
自分の心に嘘をついてはいけないわ。
これは綺麗事じゃなくて、少なくとも自分だけは自分の味方だから。
でも、自分に嘘をつく癖が出来ると、自分すら味方にできなくなるから。
アナタの心はアナタだけのもので、何を思っても、何を感じても、何も恥じることはないわ。
私自身は勿論、子ども達には今を大切にこれからも自分に素直になって欲しいと思います。
自分の事を大切に出来る絵本
自分の好きなことを大切にしてください。
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